フルートオーケストラリハーサル風景②、③

4月2日の演奏会に向けて、リハーサルが佳境に入ってきています。

くるみ割り人形(全員参加のフルートオーケストラ)の合奏やパート練習、

美しく青きドナウや、

小編成のアンサンブルも、

長時間と思われたリハーサル時間があっという間に過ぎていきます。

ちなみにアンコールの譜面はその場で配ったため、全員初見なのに合いました、みなさん素晴らしい〜

僅か2ヶ月間ほどのメンバーではありますが、

日頃の経験を持ち寄り、難しい曲も心を通い合わせて頑張ります!

実際、もともとみなさん多方面に活動されているため、別々で申し込んでいるはずなのに、「久しぶり〜」という声が聞こえてきたり、

初対面の方同士で、その楽器いいですね、と楽器談義に花を咲かせたり。

出演者同士で親睦を深めていく様子も見られ、嬉しいです。

ちなみに、企画自体に参加したくても都合が合わずできなかった人たちも沢山いらっしゃり、

この投稿や次回(来年開催?)を楽しみにしてくれていることを知りました。

練習だけ覗きに来てくれた方もいらっしゃいます。

みんなが真剣に取り組んだり、交流も楽しめる企画、来年もまたできたらいいなあ、と早くも考えています。

さて、メンバー向けに練習の課題も少しまとめておきます。

今回のような同属楽器のアンサンブルでは、

誰かが繊細なメロディを吹いている時、

周りの伴奏や飾りにあたる人たちは、かなり音量を抑えたり、短い音をより短くしないと、メロディが際立たないのがとっても難しいですね。

(合奏でも、指揮者から短く、という言葉が頻繁に聞かれます)

これだけの大所帯では、難所(音の細かいところなど)でお互いに助け合える(誰かが吹けていれば、みんなが吹けているように聞こえるのでOK!)のがいいところですが、

なんだ楽勝だなぁなんて思っていると、

急に緊張感ある場面がやってきて、一人残らず全員が神経を使っていないと、

音楽が「だらん」として表情を失います。

テンポについても同じこと。多くのパート間でバトンを受け渡しながらアンサンブルが作られていくので、誰かの油断が、次に演奏を繋いでいく人の音楽に影響していってしまいます。

しかし、

だからと言って全員が遠慮がちになったり、気持ちがはやってしまうと物足りない演奏になってしまいます。

実際に、とりわけ生き生きとした表情が欲しい特定の箇所では、もっと大きく吹くことや、フレーズの処理など発展的なことも要求されながら、リハーサルは進んでいきますよね。

本番まで、あと10日!

一人一人が少しずつ力をつけ、本番で楽しくアンサンブルする姿が目に浮かびます♪

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